中国バブル崩壊か?2015年8月24日は株価大暴落!
2015年8月24日、本日の株価が暴落することは日曜日の段階でわかっていました。でもここまで落ちるかね……正直久々にこたえましたよ。
日経平均株価は895円15銭安の1万8540円68銭で終了。下げ幅は-4.61%で、一気に半年前の水準までダウンです。上海株の急落が原因となり、売りが加速したものと思われます。中国株は3分の2の銘柄がストップ安になった模様…
懸念されていた中国バブル崩壊
いよいよアベノミクスバブルが崩壊?
いやいや、中国偽装バブルの崩壊でしょ。
7月、8月には中国バブルが崩壊するのではないかと噂はされていました。中国の偽造と言えば、食品偽造やiPhoneの偽造が頭に浮かびますが、「政府や民間会社が発表している数字も偽造されているのではないか?」とよく言われます。
GDP成長率=7%以上といった感じで、驚異的な数字を連発していたのですが、中国に出張すると、『あの数字は本当なのか?』と疑いたくなります。
中国の田舎は都心部の繁栄とは別世界で、どんよりした雰囲気が漂っています。それでも日本人が行くような場所はまだマシなんでしょうね。本当に奥深くまで入れば、同じ中国とは思えない世界が広がっていると思います。
ウソつき大国中国の行く末
そんなわけで中国の発表する数字はあまりにも怪しく、鵜呑みにはできません。今後の中国はどうなってしまうのでしょうか。
世界の工場と言われていたのも昔のこと。今では中国から引き揚げている日本企業も多く、製造費も周辺の東南アジア諸国に負けつつあり、そしてシェールガス革命でアメリカでの製造コストが激減しています。
人件費が高い、ウソはつく、まじめに仕事しない。
こんなんでは、誰も中国と仕事をしたくないでしょう。中国人の意識を変えない限り今後の繁栄はないように思えますが、、、変わらないでしょうね。
悲観の中、実はちょっとだけ買ってみた
1カ月前に神戸物産が高騰した際は、運よく高値近くで売り抜けられました。これには心底ホッとしているのですが、今日の急落でMYポートフォリオも-4.63%と日経平均とほぼ同ダメージを食らいました。
長期投資でのんびりやるのなら、年に一度は訪れる下落時に買って、あとは放置が一番です。つまりは「株は悲観の中で買え」をモットーに、今日は少しだけ買ってみたのですが、もしかすると明日以降も株価下落は長引く雰囲気ですね。
タイミング投資は難しいです。結局、あまり売りも買いもせずにただただホールド。もうちょっと様子見します。
空売り?今後の投資戦略
株価が下げる方向に賭ける投資もあります。空売りですね。
空売りはストップ高を連発した際に損失が青天井なので、それだけ聞くと怖くて手を出せませんが、賢い人はリスクヘッジで空売りを活用しています。まぁ、自分にはできませんが。
空売りと言えば、マイケル・ルイスの『世紀の空売り』がめっちゃ面白いです。世間の意見に流されず、サブプライムローンの崩壊に賭ける隻眼の医師マイケル・バーリがかっこいい。お暇な時にぜひ読んでみてください。
- 作者: マイケルルイス,Michael Lewis,東江一紀
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まとめ
今日は年に一度あるかどうかの強烈な下げだったわけですが、ここで嫌になって投資をやめてしまうか、チャンスと思って底値で拾えるかの違いが、投資で成功するか否かの違いだと思います。
ただ、『底値だと思ったのに、実は底なしだった』ということも多いので、ほんとに難しいですが、ピンチはチャンスの精神で観察したいと思います。