ダイナースクラブカードを年会費無料で使う方法【22,000円が実質タダ】
きっかけは上司と同行した海外出張の帰りでした。
「まだ出発まで２時間近くあるな。ラウンジに入って待つか。」
いつもは帰りの空港でお土産を物色して２時間近く暇を潰す自分ですが、この時は上司と一緒に行動していたためラウンジに入りました。
しかも「サクララウンジ」というＪＡＬが用意するＶＩＰ専用ラウンジです。上司と同伴だったためタダで入場しました。（本来は3,000円の利用料金）
そしたら、ビールは飲めるわ、ビッフェ形式の食べ放題はあるわ、シャワーは浴びれるわ、と素晴らしいサービス内容。まさにＶＩＰって感じです。仕事をしたい時はデスクもあるし、電源もあるし、ＦＡＸやコピー機まで用意されています。
まぁ、ここまでたどり着くにはＪＡＬの飛行機を相当な回数利用しなければならないようです。ここで言う上司とは、例の毎月海外出張をしている方なので、このＶＩＰポジションまで行けたようです。
自分はそこまで海外出張をするわけではないし、海外旅行も年一回くらいだし到底無理。でもラウンジには入れるようになりたいなー、ということでゴールドカードを検討し、最終的にはダイナースクラブカードに落ち着きました。
「おいおい、ダイナースってプラチナカードだし、年会費半端なく高いだろ？」という声が聞こえてきますが、確かにその通りです。でも大丈夫。くっそ高い年会費も実質無料で使える方法がありますよ。
20,000円キャッシュバックプレゼント
初年度（開始３カ月）に限って言えば、30万円以上使えば２万円のキャッシュバックが受けれるサービス（※）があります。＜※2016年３月現在＞
高額な買い物をする予定があれば、その前に加入しておくとちょうどいいです。ちなみに、自分はロレックスサブマリーナノンデイト114060LN（約76万円）を購入する予定があったので、ダイナースクラブカードを手に入れてから購入しました。
この買い物だけでノルマ達成です。
提携レストランを利用すれば１名分がタダ
エグゼクティブダイニングというサービスで、対象レストランのコース料理を２名以上で利用したとき、１名分が無料になるサービスです。つまりペアで食事すれば半額。
１人当たり15,000円～25,000円といった、普段は利用を躊躇うような高価格帯のお店が多いですが、年に一度くらいは贅沢をするのもいいですね。思い出はプライスレスですから。
例えば、フランス料理「ラ・シャンス東京」のコースは本来２人で36,000円の料金ですが、これが18,000円で済むということです。これだけで18,000円分は取り返せますね。
出典：ラ・シャンス東京HP
他にも25,000円のコースを用意しているお店もあるので、そこを年１回利用すれば、それだけで年会費分は取り返せます。
元々ダイナースクラブは「食事を楽しむ人のクラブ」として設立した経緯があるため、食事に関するサービスは充実しています。
ゴルフのプライベートレッスン優待
提携しているゴルフのプライベートレッスンが半額になるサービスがあります。最近ゴルフを始めた自分はこのサービスにも注目しました。
スイングに変な癖が付いてしまう前に、プロにしっかりとしたレッスンを受けておき、最短でスコアアップを図りたいと考えています。ゴルフ初心者や、レッスンプロにスイングを見てほしいといった方にはオススメです。
料金表を見てみると、レッスン料はだいたい１回40～50分で10,000円程度なので、半額ということは5,000円分浮く計算です。エグゼクティブダイニングの18,000円と合わせれば、この２つだけで元が取れてしまいます。
ゆるぎないステータスとプラチナレベルのクオリティ
ゆるぎないステータスはプライスレス。そしてカードのカッコよさは際立っています。何気にカードのカッコよさって重要ですから。ゴールドカードだとちょっと嫌らしさが垣間見えますが、プラチナカードだとスマートな感じがしないですか？
その他、プラチナレベルのクオリティを持ったサービスが満載です。
国内外600カ所以上の空港ラウンジを利用可能
主要な空港ならどこでもラウンジを利用できると考えて間違いありません。これで上司にドヤ顔をされる心配がなくなりました（笑） まぁ、サクララウンジには入れませんけどね。まずはインビテーションを受けて、ダイナースプレミアムのユーザーになるところからです。（遠い遠い未来）
名門ゴルフ場のラウンド予約を代行
通常予約の難しい国内屈指の名門ゴルフ場70コースでのラウンド予約を代行してくれます。ゴルフ初心者の自分は、まだそれほど必要性を感じないサービスですが、上級者になれば名門コースでプレイできることは格別なのでしょう。
海外旅行の保険内容が充実
海外旅行時の短期保険に入る必要がなくなるほど、付帯している保険内容が充実しています。前にタイ旅行の記事で1,500円の保険に加入したことを書きましたが、あのときダイナースクラブカードを持っていれば、あえて加入する必要もなかったと思います。
普段使いで貯めたポイントはマイルに交換
100円＝１ポイント貯まる
はじめは「ダイナース使える場所って限られそうだなー」と考えていたのですが、意外に使えるお店は多いです。今では近所のスーパーの支払いも、コンビニでの支払いにもダイナースを使っています。
ダイナース提携のショッピングでキャッシュバックあり
Yahooショッピングや楽天での買い物（楽天トラベル含む）でもキャッシュバック or ポイントが付きます。最近はダイナース経由で通販するのが習慣になりました。
しかし！
ポイント還元率が良いわけではありません。１ポイント＝0.4円ですから、0.4%還元です。楽天カードが１%還元なので、人気のクレジットカードに比べると半分以下の還元率ということになります。
ただ、ポイントをマイル移行するときには有利です。ＡＮＡなどの航空会社に1,000P＝1,000マイル（※）で移行可能です。＜※税込6,480円の手数料が必要＞
したがって、普通にポイント還元すると割に合わないので、ダイナースを所有するのならマイルを貯めたいところですね。
まとめ
ダイナースクラブカードを検討した最初のきっかけは、とある社長さんと飲んでいたときに、「たまごさんくらいの年齢であれば、ダイナースカードを持つといいんじゃない？」と言われたことです。
その時は「だいなーすって何ですか？」という状態でしたが。
でもこれで「お前、ラウンジに入れるカードも持ってねーのか」と上司に馬鹿にされる心配もなくなりました。
ちなみにダイナースの審査は27歳以上、年収500万円以上という条件さえ揃っていればほぼＯＫ。上記条件で審査落ちすることは滅多になさそうです。
あとは年会費22,000円を取り返すために、一緒にエグゼクティブダイニング（デート）に行ける彼女を作らないとな…（一番の難関）
