出張多めサラリーマンの日常

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点鼻薬の使い過ぎは逆効果!薬剤性鼻炎で苦しんだ話

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花粉症で鼻水ずるずる、夜は鼻づまりで息苦しい。

 

この季節は鼻がやられて苦労します。寝る前に点鼻薬をシュッと一吹きしないと鼻がつまって寝付けません。

 

その影響からか、睡眠が十分に取れていない気がする今日この頃。最近、日中眠いのは花粉症の薬の副作用もありますが、鼻づまりによる睡眠不足も否めませんね。

 

2月に「ためしてガッテン」の放送で鼻炎について特集されていました。その内容と自身の体験談から鼻づまりについてまとめてみます。

 

鼻づまりは熟睡できない

寝る時が顕著なのですが、鼻呼吸ができないと必然的に口で呼吸をせざるを得なくなります。口呼吸を続けていると口が渇くだけでなく、風邪などの原因にもなり得ます。

 

なぜなら、鼻で息をしていれば鼻毛や粘膜でウィルスを捕まえて体内に入らないように阻止してくれますが、口呼吸の場合はノーガードです。事実、私はこの時期になると口呼吸のせいか、風邪をひく確率が高いです。今も風邪ひいてます。

 

そして眠りの質が落ちると、成長ホルモンが出なくなります。子供の場合は発達障害が出る可能性があり、大人の場合は代謝が悪くなります。代謝が悪くなることは、疲れやすくなったり、肥満になることとイコールの関係です。

 

鼻づまりで熟睡できないのがつらいため、多くの人は点鼻薬を使って鼻通りを良くしてから眠りについていると思います。私もそうです。ただ、この点鼻薬に気を付けないと思わぬしっぺ返しが来ることを知っておく必要があります。

 

薬剤性鼻炎とは

薬剤性鼻炎をご存知でしょうか。

 

薬剤性鼻炎とは点鼻薬の使いすぎが原因で発症する鼻炎で、点鼻薬に含まれる血管収縮剤が大きく影響しています。年中鼻づまりになってしまうのです。

 

市販の点鼻薬にはいちいち「血管収縮剤を使用しています」なんて書いてないのですが、ほとんどの市販薬には含まれています。

 

できれば血管収縮剤の入っていない薬を使うべきなのですが、なぜ血管収縮剤入りの点鼻薬が多く広まっているかと言えば、即効性があり良く効くからです。血管を収縮させると空気の通り道が広くなります。

 

血管収縮剤の入っていない抗アレルギー薬などもあるのですが、効き目はいまいちです。私も薬剤性鼻炎になったことがあり、耳鼻科で血管収縮剤の入っていない点鼻薬を処方してもらったことがあるのですが、血管収縮剤入りの市販薬に比べるとまるで効果がなく、思わず市販薬を使いたくなるほどでした。

 

薬剤性鼻炎にならないためにも、日頃からの鼻ケアとして鼻うがいが紹介されていました。

 

鼻うがいで鼻ケア

鼻づまり予防・解消には鼻うがいが効くと言われています。でも、鼻うがいは痛そうなイメージが付いてまわります。

 

ためしてガッテンではインドのジャラネティという、片鼻にポットを突っ込んで逆鼻から出す方法が紹介されていましたが、あれは一般人には無理です。そこで、痛みなく手軽にできる方法として、生理食塩水を使った洗浄法が紹介されていました。

 

水道水で鼻うがいをすると痛いのですが、生理食塩水ならそれほど痛みがなく、人肌(37度)程度に温めて行うとなお良いとのこと。無理して反対側の鼻から出さなくて良いのもポイントです。霧吹き用の容器に入れて、片鼻ずつ穴の中を洗い流すイメージでOKです。

 

ただ、「0.9%濃度の食塩水を作るのがメンドクセーなぁ。」と思い、その時点で断念してしまっていたのですが、検索してみると、普通にAmazonで売ってますね。説明欄を読むとコンタクトレンズの洗浄液のようですが、「鼻うがい用に買いました」というコメントが多いので鼻うがいにも十分使えそうです。

 

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まとめ

最近鼻をかみすぎて、キーーンと耳鳴りがしています。つらいです。

 

何度も何度も耳抜きをしているような状態なので、鼻をかみすぎると中耳炎になる可能性もあるそうです。試してガッテンに出演していた山瀬まみさんも同じことを言っていました。

 

ちなみに、ためしてガッテンが2016年3月16日放送で最終回を迎えるようですね。長年に渡ってタメになる情報を提供してくれていた番組なので、終了は残念で寂しい気持ちです。