友人の結婚披露宴での服装のポイント【30代男性編】
30代にもなると、友人の結婚式(披露宴)で服装をどうすべきか、かなり気になりますよね。
今までは『黒以外のネクタイで参加すればOKだろ』くらいの認識しかありませんでしたが、この歳になると社会人として最低限のマナーは守りたいと思います。
そんなわけで、結婚式、披露宴に出席する際の服装についてまとめてみます。
礼服は黒ければ黒いほど良い
まず着ていくスーツ、というか礼服。今まではダークスーツならOKだろ、くらいの認識でしたが、もういい歳なので礼服を着ていくことにしました。
そこで洋服の青山に礼服を買いに行きました。すると礼服のコーナーがあり、礼服だけがずらーーーっと並んでおり、『これ、正直どれを選んでも一緒だろ』という気持ちになりましたが、店員が来て、
「礼服をお探しですか?」
「ええ、まあ。」
「形もほぼ一緒ですし、違いがあるとすれば黒さです。より黒い色を出すには糸を何度も繰り返し染める必要があるので、手間が掛かります。並べてみると、黒さの違いがはっきりわかると思いますよ。」
と言い、どれも同じような礼服を4つほど並べ始めました。
うーん、ちょっと待って。
黒さの違いだけで数万円も違うのかー、どうしよ。
ちなみに、こうやって4つくらい提示されると、人間は2番目に安いものを頼むらしいですね。
- ラーメン
- 味玉ラーメン
- チャーシュー味玉のりラーメン
とラインナップされている場合、味玉ラーメンを選んでしまうあれです。
このときもマニュアル通りに3万円、4万円、5万円、7万円といった形で提示されて、やっぱり4万円か5万円で迷いました。たまにしか着ない礼服に7万円も出すほどリッチでもないですし。
で、結局は5万円の礼服をチョイス。この先最低5年くらいはこの一枚でなんとかなるはずなので、少しはいいものを選んでおきました。確かにちょっと黒が強い気がするぞ……たぶん。
オシャレをしたいならネクタイやベストで一工夫
最初に注意点を言っておくと、下手に冒険しすぎて新郎新婦のご家族、ご親戚の皆様から白い眼で見られるのだけは避けたいところです。
ただ、礼服を着てオシャレができる部分と言えば、ベストとシャツとネクタイくらいしかないんです。
ネクタイ
基本的には白シャツに白ネクタイなわけですが、最近ではその辺の認識がゆるくなっている模様で、白に近い色、シルバーやパステルカラーであればOKみたいです。極端な話、黒でなければOKといった感じですね。
それでも、自分はシルバーを基調にしたネクタイにしておきました。無難が一番ですから。
ネクタイでのオシャレは締め方も重要です。しっかりディンプルができるように巻くとかっこいいですよね。披露宴などのお祝い時用の特別な巻き方もあるのですが、巻き方が難しすぎて断念しました…
How to Tie a Necktie Eldredge Knot - YouTube
シャツ
シャツももちろん白をチョイスしましたが、ストライプの間隔をネクタイに合わせて、トータルでかっこよく見えるように工夫しました。シャツについてはカフリンクスを付けるなどのワンポイントならOKらしいです。
靴
靴に関しては黒い紐靴が基本です。これは普段から仕事で履いている革靴で問題ないでしょう。
チーフ
あとはチーフですね。普段はチーフなんてしない人がほとんどだと思いますが、胸元にチーフがあるかないかでだいぶ印象が変わるので、チーフは必須アイテムですよ。ネクタイと色を合わせるのが基本です。
ベスト
スリーピーススタイルもカッコイイかもしれません。というより、上下まっ黒の礼服だと周りとの差が全然でないので、中にベストを着てると目立ちます。
自分は池袋西武百貨店をぶらついて、ピンと来た「タケオキクチ」でこれらを購入しました。
- シャツ … 16,000円
- ネクタイ … 10,000円
- チーフ … 4,000円
ってところです。
まとめ
一緒のテーブルに座った大学仲間のうち、礼服で参加していたのは半分でしたね。残り半分は普段使いのスーツの中から暗めの色を選んで、といった感じでした。
新婦側の友人の中でベージュ色というか、白っぽいドレスを着ていた人がいたけど、あれはどうなんでしょう。結婚式において、白は新婦の色なので、絶対避けるべき色です。
そういや元モーニング娘の辻ちゃんが白ドレスで参加したとかで問題になってたっけなぁ……大人になったら、最低限のマナーは守りたいものです。