出張で貯めたマイルの個人利用は横領に当たるのか

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仕事であっても、飛行機に乗ればマイルが貯まる。新幹線チケットも個人のクレジットカードで購入すればポイントが貯まる。

でもこれらは会社の出張がなければ発生しなかったマイルであり、ポイントである。使うのは会社のお金で、キャッシュバックは個人という形だが、厳密に言えば横領ということになるのだろうか。

ちょっと気になったので調べてみた。

出張で貯まったマイルは誰のもの？

飛行機を使った出張で貯まったマイルは、個人で利用しても問題ないのだろうか。結論から言うと、今までセーフだと思っていたが、厳密に言えば横領になるらしい。（衝撃）

理由は単純で、「出張には会社の経費で行っており、その際に発生するマイルは会社のもの」ということだ。つまり会社のものを個人で勝手に利用したとすれば横領という形式になる。

他にはヨドバシカメラ等の家電量販店では10%還元といったサービスがあるが、例えば５万円の備品を購入したときに還元される５千円も会社の財産ということだ。

とは言うものの、、、

実際はどうかといえば、黙認されている会社も多い模様。少額であれば尚更で、いちいち全てを把握するのも面倒なのだろう。

ちなみにうちの会社の場合は、総務部に航空券の取得をお願いすると「JAL（ANA）のマイレージを持っていれば番号を教えてください。」と言われる。これは暗に「この出張で貯まったマイルはあなたにあげますよ。」と会社が認めてくれているようなものだ。

なんて優しい会社なんでしょう。

海外出張でマイルを貯めまくるJALマイレージ会員の上司

うちの会社がゆるいだけなのかもしれないが、この制度を利用して、個人のマイルを貯めまくるというちょっと悪質な人もいる。自分の直属の上司もその一人だ。

彼は毎月１～２回ペースで海外出張に行っており、もちろん航空券は会社の経費で買っているわけだが、少なくとも毎月5,000～10,000マイルは貯めているはずだ。年間にすると10万マイル近い。

これはさすがにズルいというか、横領ではなかろうか。10万マイルといえば、家族３人でハワイやオーストラリアに行けてしまうマイル数だ。

ただ、これも会社の制度をうまく利用しているだけであり、特にお咎めはない。しかし、こうゆうオイシイ仕事を部下に回さないという事実がムカつき要素になるのだ。

…ちくしょーーー！！

自分もマイルでタイ旅行に行きたいよーー！！

ちなみに、新幹線移動の場合も領収書を提出する必要がなく、後日決まった額の現金が支給される。そのため大阪まで移動するときも、東京～新大阪の新幹線を使わずに、羽田空港～伊丹空港の空路で移動してマイルを貯めるという人もいる。そこまでやるのは逆に手間だが。