出張多めサラリーマンの日常

出張にまつわるトラブルや愉快な出来事などを備忘録代わりに綴るブログ

CISCO VPN Clientの接続で社内システムにアクセスする方法

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出張先からでも社内システム(データベース)にアクセスして、顧客情報を取り出したいときがあります。ただし、顧客情報などの重要なデータは、社外からはアクセスできないようにブロックされているのが普通です。

 

そんなときに用いるのが、VPNサービスです。

 

VPNサービスとは、本社(各事業拠点)以外の場所から、インターネットを経由して社内システムを利用することができるサービスです。このVPNサービスを利用することで、出張先のホテルや、得意先の公開インターネット、また海外からでも社内システムへアクセスすることができます。

 

 

iPhone6のテザリング+CISCOのVPNで社内システムにアクセス

そこで前回記事で紹介した通り、iPhoneのテザリングが役立ちます。テザリングなら胸ポケットにiPhoneを入れたままでもノートパソコンがネット接続できますので、あとはパソコン内でVPCクライアントソフトを立ち上げるだけで済みます。

 

www.exciting-april.com

 

 そのVPN認証が面倒と言えば面倒なのですが。。。まぁでも、一度設定しておけば「接続」ボタンをぽちっと押すだけです。(↓こんな画面)

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引用元:www.cisco.com

 

ところが、このVPN Clientで゛VPNセキュア接続がクライアントによってローカルで終了されましたというメッセージが出てエラーになることがあります。理由414:TCP接続を確立できませんでした。と書いてあります。

 

自分はそれで引っかかってました。そんなときは次の手順で回復します。

 

理由414のエラー回避手順 

  1. コンピュータパネル > インターネットと共有センター > アダプター設定の変更 > 接続中のネットワーク接続アイコンを右クリック > プロパティ
  2. 共有タグ > ネットワークのほかのユーザーにこのコンピュータのインターネット接続をとおしての接続を許可する、のチェックを外す > OK
  3. 再度接続を試す

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たぶん、この設定でつながります。

 

 

まとめ

一つ設定が間違っていただけで動かないなんて…と思うのはアナログ人間。1つだろうが100個だろうがミスがあれば動かないのです。

 

従来、外出先ではモバイルカードを利用しての低速な通信のみのアクセスでしたが、ホテル等のインターネット回線を利用することで、高速な通信網で社内システムにアクセスすることが可能になります。

 

ただ、VPNサービスを使用できるかどうかは、使用しているインターネット環境に依存します。その環境でセキュリティ制限がかかっている場合、VPNサービスを使用することはできません。