出張多めサラリーマンの日常

出張にまつわるトラブルや愉快な出来事などを備忘録代わりに綴るブログ

運転免許証更新の講習ビデオに違和感を覚えたのは私だけだろうか

普段は東京都内で一人暮らしのため車を運転する機会はほぼ皆無だが、出張先ではレンタカーを借りて運転することが多い。ちなみにレンタカーは会社指定のトヨタレンタリースを使うので、ここ数年はヴィッツとプリウスしか運転したことがない。

去年は広島から四国にかけての出張で、広島空港から愛媛県今治市まで移動するのに「しまなみ海道」という瀬戸内海の島々をつなぐ道を運転して渡ったが、景色が素晴らしかったので思わず途中の島で降りて仕事を忘れてのんびり観光したくなった。

f:id:april23webshop:20150520140808j:plain

 

免許更新で感じたことあれこれ

さて、つい先日○○回目の誕生日を迎え、免許証の更新に行ってきた。東京都内に引越してからは初めての免許更新であり、初めて神田の運転免許更新センターへ行った。都心のビル群の中にあるので、場所がわかりづらい。

免許センターでは担当のおじさんたちがこれぞお役所仕事という対応をしてくれる。「毎日毎日同じルーチーンをこなしているんだろうな」と少し哀れなような、でもある意味うらやましい気がした。だって、あの人たちの給料、自分よりだいぶ高いだろうから。

免許証はこの先5年間は使うし、なるべくいい写真にしたかったので前日に髪を切りに行っていた。美容師さんに「明日免許更新なんですよー」と正直に話すと、「でもあの写真ってなぜかうまく撮ってもらえないですよね。」と言われていた。

 

その通りになった。まあいい、わかっていたことだ。

優良ドライバーは最後に30分の講習を受ける。12:20頃に手続きが終わったが、次の講習が13時からということで時間があるから飯を食べに外に出た。でも神田のランチタイムはサラリーマンがごった返してるわ、おしゃれな店が多いわで全く入れる店がない。ようやく見つけた蕎麦屋で天丼セットを食べたが、そこもサラリーマンだらけだった。

講習の最後に観るビデオ内容の違和感

13時前に部屋に戻り眠気と戦いながら講習へ。はじめに偉そうなおじさんから最近の道路交通法や死亡事故数推移などの説明がある。知らぬ間にいくつか道路交通法が変わっており、特に自転車に関する取り締まりがきつくなったようだ。


あとは当たり前だが運転中にスマホや携帯をいじらないように注意とのことだった。危険極まりないが、LINEなどでやり取りしながら運転してる悪質ドライバーも多いようだ。

そして最後に講習ビデオを観る。
…が、この講習ビデオの内容、なんか違和感がある。

交通事故の悲惨さを訴えるシーン。男性が出勤時に車を運転しており、携帯電話が鳴ってそちらに気を取られる。その瞬間、自転車に載った母娘連れが目の前に!車が子供に衝突。動かない娘に必死で声をかけている母親。

そして運転している男性にカメラが切り替わる。男性の心の声が聞こえる。

『あぁ、俺はなんてことをしてしまったんだ。この先の俺の生活はどうなるんだ。。。』

ここでちょっと違和感を抱いた。自分の心配よりまずは目の前で倒れてる女の子の心配をしろよと。

このビデオを制作している会社がどこかネットで調べてみたところ、「交通安全協会」という天下り団体が作っているということで妙に納得してしまった。

昔のビデオも内容がひどかったらしく、加害者が罪の意識で電車飛込み自殺を図るという内容だったらしい。電車飛込み自殺はいかんでしょ。

まとめ

Q. 天下りっていつになったら無くなるんでしょうか?
A. 無くなることはありません。彼らは利権が何よりの好物だからです。

でも、天下ってきた役人さん方も元は優秀な人材だったんだろうけどね。。。