胃のむかつきは病気のサイン?胃痛や吐き気に効く市販薬はこれだ!
「胃腸の弱い生涯を送って来ました。」
どうも、たまごです。
胃腸が弱いからといって人間失格というわけではありませんが、ストレスの多い現代社会において、胃腸が弱いというのはかなりのマイナスポイントです。
飲み会の翌朝は胃がもたれて気分が悪かったり、電車移動中にお腹が痛くなったり、胃酸過多で吐き気をもよおしたり、胃腸が弱いことはデメリットしかありません。
それでも自分は『薬』という先人の知識の結晶を飲んで乗り切っています。胃もたれ、腹痛、下痢、胃のむかつき、吐き気…
それぞれに効く薬がちゃんと用意してあるので紹介したいと思います。今日は「胃のむかつき」に効く薬について。胃腸の弱い人はぜひ参考に。
胃のむかつきと吐き気の原因
胃のむかつきと、それに伴う吐き気の原因は、加齢による胃の機能低下や、ストレスによる胃の働きの鈍りが主な原因のようです。昔は全然大丈夫だった食べ物が、年齢とともにダメになったりします。
自分の場合は年齢とともに焼肉が苦手になってきました。昔は脂の乗った霜降りカルビが大好きだったのですが、悲しいかな、今では脂が消化しきれず、翌朝の胃のむかつき原因になっています。
年齢の他にも、胃痛の大きな原因はやはりストレスです。現代社会に生きるサラリーマンなら誰でもストレスのかかる仕事をしているものですが、ストレスが蓄積されていくと胃に直接ダメージが来るようになります。
例えば胃酸過多の場合、『みぞおち付近が痛いな』という初期症状から始まり、悪化してくると空腹時の吐き気に変わります。吐き気はホントに辛いので、薬を飲んで緩和することをおすすめします。
すぐに飲めるおすすめの胃薬
吐き気の緩和には、即効性を求める場合はコンビニで売っているキャベ2コーワ(ソフト)がおすすめです。一回使いきりのタイプは100円くらいで買えます。
ただ、錠剤ではなく粉薬のため、水も一緒に買いましょう。粉薬を水無しで飲むのは困難です。苦いし。
ちなみに、海外では粉薬を飲む文化がないみたいですね。この前、外国人から「粉ノ薬ヲ飲ムノハ日本人ダケダヨ!」と言われました。
確かにハリウッド映画や海外ドラマを観ていると、薬を飲むシーンはタブレット(錠剤)を飲んでますね。タブレットが入ったビンを振って、掌に出してガバっと飲む、こんなシーンしか頭にありません。
これ豆知識な!
…すいません、話が逸れましたが、キャベ2コーワを飲むとスッキリしますよ。胃がスーッとする感覚があります。胃の調子が悪くても断れない接待や飲み会に行く前に、さっと飲んでおくことをおすすめします。
食べ過ぎ・飲み過ぎに注意
ストレス以外で胃に負担がかかる行為と言えば、やはり暴食暴飲でしょう。特に飲み会の翌日は、前日食べた脂っこい食べ物や、飲み過ぎたアルコールの影響で胃に相当負担がかかっています。そんなときは消化酵素の入った薬がおすすめです。
市販で手に入る消化酵素入りの薬に関して、Yahoo知恵袋で詳しく解説している方がいたので引用させていただきます。
● 液キャベコーワ (興和)
消化薬は、ウルソデスオキシコール酸のみ。健胃生薬中心。
どちらかというと、吐き気やムカムカ解消向き。
● エリトミンエース顆粒 (三宝製薬)
消化酵素(4種)・健胃生薬(4種)・乳酸菌・ビタミンを配合。
バランスが良く、食べ過ぎに効きそう。
● 太田胃散A<錠剤> (太田胃酸)
消化酵素(4種)、制酸薬(3種)、健胃生薬(3種)
なんとなく、制酸薬が多いのが気になる処方。胃がこなれてから、飲んだほうが良いような。
● ザッツ21 (タケダ)
リパーゼの1日量が、30mgと少なめ。(60mgのものが多い)
これも制酸薬多め。胃粘膜保護に重点を置いているようだ。
● シグナル胃腸薬「顆粒」 (エスエス)
リパーゼの1日量が、30mgと少なめ。
糖質の分解に重点を置いているようだ。7種の健胃生薬を配合。
● ソルマック (大鵬薬品)
消化酵素の配合はなし。塩化カルニチン配合。
主に健胃生薬が入った、ドリンクタイプで、胃運動を高める。
● 大正健胃胃腸薬 (大正製薬)
消化酵素の配合は少なめ。ウコンと、胃粘膜保護薬を配合。
飲み会の後に、肝機能を高めてくれそう。
● バランサー (大正製薬)
リパーゼの1日量が90mgと一番多い。
消化酵素(3種)、制酸薬(2種)、健胃生薬(5種)。焼肉のあとなどに良さそう。
● ビオフェルミン健胃消化薬 (タケダ)
リパーゼの1日量が90mgと一番多い。消化酵素(3種)、健胃生薬(5種)。
めずらしく、制酸薬の配合なし。乳酸菌配合。飲んだことはないが、一番好きな処方。
● ワカモト消化薬 (わかもと製薬)
消化酵素(3種)のみの、シンプル処方。
シンプルに、糖質・脂質・たんぱく質の酵素を配合しています。
胃のむかつきが長引いたら医者に診てもらおう
胃のむかつきがあまりに長引く場合、これはもう医者に診てもらうべきでしょう。
自分も一時期、胃のむかつき&吐き気が1カ月以上続いたことがあり、『これはさすがにやばいかもしれん』と思い、医者に診てもらったことがあります。最初は近所の小さな診療所に行きました。
「今日はどうされましたか?」
「ここ1カ月ほど、胃の調子が悪くて…」
「どのような症状ですか?」
「毎日夕方頃になると吐き気がするんです。胃がムカムカします。でも夕飯を食べると少し治まります。」
「うーん、それは胃酸過多ですね。胃酸の出過ぎです。原因はストレスでしょう。」
「はぁ…」
「お酒やコーヒーはなるべく飲まないようにしてくださいね。お薬出しておきます。」
そして、ムコスタという薬を処方されました。
しかし!
ムコスタを飲み続けても、胃のむかつきは治りませんでした。ここではこれ以上の診断はできない、ということで、診療所の先生に紹介状を書いてもらい、有名なJ大学病院で診てもらいました。
J大学病院では生涯初の胃カメラを飲んだのですが、胃カメラの辛さと言ったらもう…あれは二度と体験したくないです。
診断結果を聞くまでは『もしかして胃癌か?胃潰瘍か?十二指腸潰瘍か?』と、ネットで収集した浅はかな知識のせいでめちゃくちゃ不安だったのですが、軽い胃炎という診断でした。
そして、ガスター20というアステラス製薬の薬を処方されました。ガスター10(テン)なら知ってますが、20とは何ぞや?と思い調べたところ、ファモチジンというガスターの成分が10mgか20mgという含有量の違いだけだったので、単純に考えてガスター10の倍の効き目がある薬です。
処方されたガスター20を長い間飲み続けて、ようやく治りましたとさ。
まとめ
胃のむかつきで吐き気をもよおす前に、薬を飲んで胃の調子を整えましょう。自分は1カ月以上我慢し続けたせいで悪化してしまいましたが、1週間程度症状が続くようなら病院で診てもらうべきですね。
胃炎で済めばまだ良いものの、胃潰瘍や胃癌といった重い病気の可能性もあります。それでも早期発見であれば治る確率が高いので、忙しいなんて言い訳をせずに医者に診てもらいましょう。