荷物がない!ロストバゲッジの対策と補償内容
ロストバゲッジって知ってますか?
その名の通り、荷物がなくなってしまうという意味で、出張先の空港に着いても荷物がまだ到着していない状況のことです。
海外旅行や海外出張が多い人だと、意外と遭遇する機会も多いそうですが、実際に当事者になったら洒落になりません。
先輩の奥さんはパリ~マドリード旅行に行ったら、経由のシャルル・ド・ゴール空港に荷物が置き去りになって1日荷物無しでの旅行を強いられたそうです。貴重品は肌身離さず持っているとしても、日用品が困るんです。
どの空港で発生率が高いのかちょっと気になります。
巨大な空港ほどロストバゲッジが起きやすい
気になって調べてみると、大きな空港になると複数のターミナルを持っており、これが計画的に建てられたのならいいのですが、場当たり的に拡張してきた空港だと危険度高めです。
ロストバゲージが多い空港まとめてみました。
- ロンドン・ヒースロー空港
- パリ=シャルル・ド・ゴール空港
- ドバイ国際空港
- ヘルシンキ・ヴァンター国際空港
- シンガポール・チャンギ国際空港
特に ヒースロー空港 と シャルル・ド・ゴール(CDG)空港 はひどいらしいですよ。文句なしの2トップです。もしロンドン、パリに旅行に行くとしたら必ず頭に入れておきたい情報です。
つまりは、ターミナルを計画的に建てないと空港作業員の作業効率が落ちて、それがそのままロストバゲッジにつながっているってことですね。巨大空港ほどロスト率が高まります。
覚えておきましょう。
集団で起きる場合もあるロストバゲッジ
今年3月にも卓球の日本代表でロストバゲッジが起きたと話題になってました。
「荷物は1個しか出てきませんでした」。石川佳純(22)=全農=が、あきれ顔で話した。「13人くらいがロストになっていましたね。届かなかった荷物には炊飯器とかシューズとかが入ってるんですけど…」。 より深刻なのは平野美宇(14)=エリートアカデミー=だ。戻ってこないトランクには「ビデオカメラとかユニホームとかが入っているんです…」。多くの選手は世界選手権までの期間、国内で調整に入るが、平野美は4月3日に始まるジュニアサーキット・モーリシャス大会に出場するため2日夜には再び日本を発つ予定。
「戻ってこないと困ります。(現地で手続きしてから)48時間以内に着くと言われているので大丈夫だと思いますけど…」。 帰国便では、幸いすべての荷物が届いた福原愛(26)=ANA=も、ドイツ・オープン後にスペインへ向かった際にロストとなり、1日遅れで到着したという。「1日目は他の人にいろいろ借りまくってました。帰りに預けるときは『ちゃんと来てね、羽田で待ってるからね』と祈りました」と笑う。
いやいや、笑えないですね。ロストバゲッジでユニフォームがなくて試合出られないとかになったら、開催国の策略か?という感じです。
普通は数十人中1人の荷物が届かないといったことが多いのですが、この例のように10人以上の荷物がまとめて届かないといったケースもあります。つまりは、乗客だけ乗せて、荷物は載せ忘れということですね。作業員の確認はどうなってるんでしょうか。
補償内容は?
待てども待てども荷物が出てこない場合はロストバゲッジの確率が高いです。空港職員にすぐに話しましょう。おそらく、まだ前の空港に荷物があります。
例えばデルタ航空の場合。
空港職員に渡されるのは小さなバッグ1個。これでしのげという意味。何が入ってるかと言うと、
- バカでかいシャツ(XLサイズ)
- バカでかいパンツ(XLサイズ)
- バカでかい歯ブラシ
- ヘアブラシ
など、とにかく使いづらいらしい。
XLのパンツじゃブカブカだよ!
これで過ごせということなのか。いちおう日用品一式が入っているトラベルセットですが。。。
まとめ
荷物がロストするかどうかなんて、結局は運任せですが、なるべくならヒースロー空港とCDG空港は経由しないようにしたいですね。